IoT百葉箱を活用した理科学習が武雄小学校で開催されました。

「IoT百葉箱プロジェクト」は、株式会社内田洋行インテル株式会社の教育におけるデータ活用を目的とした共同プロジェクトです。
全国各地に設置した「IoT百葉箱」による観測データをいつでもWEBサイトで閲覧できるようにすることで、新しい理科教育に役立てていく試みです。
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まず、一日の気温の変化の折線グラフ見て、気温の変化と天気の関係について考えてみました。


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晴れの日、曇りの日、雨の日の折線グラフを見て感じたことは?と先生から問われた子どもたちからは、
晴れの日は温度が高い。曇りの日、雨の日はあまり気温の変化はなく、晴れの日は気温の差が大きいとの意見が出されていました。

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次に電子黒板を活用して、武雄小学校に設置してあるIoT百葉箱の1日の様子を観察しました。
子どもたちからは「すごい」の歓声が上がりました。


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全国に武雄小学校と同じIoT百葉箱が設置されていることを聞き、子どもたちからは「日本のある県の気温の変化を見てみたい」との意見がでました。


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タブレットと電子黒板を使って、青森県や東京都の天気を観察しました。
子どもたちからは全国の天気がWEBサイトで観察できることに対して、またも「すごい」と歓声が上がりました。


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この日、(株)内田洋行様より参加していただいた担当の方からは、「一人一台のタブレットを使って、全国の天気がどうなっているのか、気温の変化はどうなのか等を百葉箱はずっと設置しているので見て観察してください」とお言葉をいただきました。


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学習の振り返りで片渕先生から、一生懸命考えると「なぜ、どうして?」とつい言いたくなる。それは授業に夢中になっている証拠だ!
理科の授業にはそれが必要であることを話されました。

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武雄市の子どもたちの中から多くの科学者が誕生することも期待できそうです。