9月30日(水)に西川登小学校にて公開授業が行われました。
6年生の道徳の授業で単元名は「言葉のおくりもの」。ICT機器を利用した「思考の可視化」が今回の授業のポイントです。
事前に子ども達はタブレット端末を使ってアンケートに答えており、電子黒板にそれぞれの考えを映し出して「見える化」します。
次に「言葉のおくりもの」に出てくる登場人物の気持ちを考えていきます。
スプレッドシートを用いて、シート内のハートに自分の考える気持ちを色で表し、ネガティブなときは青色に近く、ポジティブなときは赤色に近い色で表現します。
子ども達が表したハートは、電子黒板に一覧で表示され、自分の考えを周りに見てもらう、またほかの人の考えも見ることができます。
なぜ自分がその色にしたのかを子ども達は発表しました。
次に、班ごとに友達へ「言葉のプレゼント」を送ります。タブレット端末に友達の良いところをどんどんと書き込んでいきます。
書き込んでいったものを電子黒板で表示させ、またそれぞれの端末からもみんなの書き込みが見られるようになっています。
内容を学級全体で共有することで、友だちから肯定的に捉えられていることを認識することができます。
自分の考えを書いたり、話したりすることで明確に表現をし、友だちの良さを認めることでより良い関係づくりにつながっていくと感じる授業でした。