高濱正伸代表講演会~「メシが食える大人」に育てる~
今年度、官民一体型学校「武雄花まる学園」の取組をスタートした西川登町にて4月27日(木)、花まる学習会代表の高濱正伸先生による講演会が開催されました。
また翌28日(木)には、青空教室と開校式が行われました。
今回はその第1弾として27日に行われた花まる学習会代表 高濱正伸先生による講演会の様子をお届けします。
また青空教室と開校式については第2弾として後日アップします。
講演会では、高濱先生がこれまでに培われた経験により、子供たち自らで「考える力」をいかに育てるか、その大事さについて熱く語っていただきました。
また、子育てにとって「地域」がいかに大切か、子供を育てていくには多くの大人が関わることがいかに大切かをお話をいただきました。
そのユーモア溢れるお話に、会場は終始笑いに包まれていました。
西川登町では既に地域支援員へ100名以上の方が登録いただいており、地域をあげて学校を盛り上げていく準備が着々と進んでいます。
また5月8日(月)からは、地域の方に参加いただき花まるタイムがスタートします。
花まるタイムスタート!~西川登小学校~
今年度の花まるタイムが各学校で始まっています。
本日は、今年度「官民一体型学校武雄花まる学園」の取組をスタートした西川登小学校の様子をお届けします。
はじめに、大きな声で「四字熟語」詠唱。
朝から教室いっぱいに子供たちの元気な声が響きます。
空間認識能力を養うキューブキューブでは「できた~~!!」の声がよく出ていました。
計算を行うサボテンでは、時間内にどれだけたくさん解けるか、どれだけ速く解けるか、昨日の自分と勝負です!
先程とは打って変わって、しーんと静かになった教室では一人一人が目の前の問題に集中して取り組みました。
西川登小学校では、5月の連休明けより地域の方に支援に来ていただきます。
西川登の地域のみなさん、これからよろしくお願いします!!
◆西川登小学校フェイスブックページ
西川登小学校 - 佐賀県 武雄市 - 小学校 | Facebook
平成29年度花まる学園スタートに向けての職員研修!
平成28年度までの官民一体型学校武雄花まる学園は、5校(武内小、東川登小、朝日小、若木小、橘小)で花まるタイム、青空教室等実施しました。
平成29年度は、武雄市立西川登小学校が開校し、6校で取組みます。
新年度が始まり、それぞれの実施校で花まる学園の準備が進められています。
今回ご紹介するのは、4月4日に橘小学校で実施されました花まる学園スタートに向けての職員研修です。
1年間実施しての課題等を確認し、新年度の進め方を話し合っていただいています。
他の学校の花まるタイムの動画を参考にしながら研修は進みます。
同じ四字熟語を繰り返して行う場合、文字を隠した教材を作りクイズ形式にして音読する方法案等も考えていただいています。
全職員の研修の後は、新規採用教職員と転入教職員の先生方に、花まるタイムの実践形式で第二部研修が行われました。
花まる講師の前原先生から、官民一体型学校を取り組む目的、花まるタイムの進め方の注意点、取組んだことによる児童に現れた効果などの話しがありました。
1時間半の時間をかけて研修は終了しました。
他の実施校でも今年度の花まる学園のスタートに備えていただいています。
児童の皆さん楽しみにして待っててね!
地域おこし協力隊の委嘱を行いました。
今年度、地域おこし協力隊として活動いただく花まる学習会からの支援員の前原匡樹さん、富永真子さんへ委嘱状の交付を行いました。
今年度で3年目となる官民一体型学校武雄花まる学園。今年度は、新たに西川登小学校でスタートします。これで武雄市内6校での実施となります。
【官民一体型学校武雄花まる学園 開校】
■平成27年度
・武雄市立武内小学校
・武雄市立東川登小学校
■平成28年度
・武雄市立朝日小学校
・武雄市立若木小学校
・武雄市立橘小学校
■平成29年度
・武雄市立西川登小学校
引続き花まる学習会からの支援員のお二人の力を借り、また地域の皆様や「花まる学習会」と連携しながら、取組をさらに進めていきます。
今年度もよろしくお願いします!!
スマイル学習「課」から新たな学校づくり推進「室」~導入から実践へ~
平成26年4月「スマイル学習課」は、ICT教育と官民一体型学校の取組を進めるため教育委員会内に設置されました。
市内全小中学校における児童生徒への一人一台のタブレット端末をどう生かしていくか
民間の学習塾である「花まる学習会」とどのように連携をしていくか
子どもたちを主人公にしながら、楽しく、元気に、みんなで学校で学べるようにするにはどうしていくべきか考え、日々取組を進めてきました。
全国的に前例がない取組であるため、試行錯誤しながら、上手くいかないことも多々ありましたが、「2016年全国公立学校情報化ランキング」では全国の1748自治体の小学校部門にて全国1位。『2017日本ICT教育アワード』ではICT教育首長協議会賞を受賞できました。
また、お陰様でたくさんの注目をいただき、3年間で行政視察件数は300件をこえました。
すべては、学校で実際に授業に当たっていただいてる教職員の先生方や取組を支えていただいている地域の皆様、東洋大学や協力企業の皆様のおかげです。
そして、平成29年3月31日 「スマイル学習課」は一定の役割を終え、3年間の幕を閉じました。
そして、平成29年4月1日からは、学校教育課内に「新たな学校づくり推進室」としてさらにパワーアップします。
ICT教育の取組も武雄花まる学園の取組も 「導入期」から「実践期」へ
組織の改編とともに更なる取組の前進を進めていきます。
これまでお世話になりましたすべての皆様、3年間ありがとうございました。明日からまたよろしくお願いします。
ICTを活用した教育検証報告会 -新しい学力観を求めて-
東洋大学現代社会総合研究所と連携し、行っている「ICTを活用した教育」の成果や効果、課題の抽出を行う検証作業
昨日(3/24)、『武雄市「ICTを活用した教育」第三次検証報告書-新しい学力観を求めて-』を公表。
併せて、東洋大学において報告会を開催しました。
報告会では、東洋大学松原聡副学長のコーディネートにて、小松市長、浅井副教育長、放送大学中川一史教授、東洋大学斉藤里美教授よりそれぞれの立場での意見を伺いました。
また、東京での報告会は、武雄市の会場とネットワークで接続し、生中継
武雄市会場からも浦郷教育長のあいさつや、いろんな意見を伺いました。
報告書では、児童や教職員、保護者へのアンケートや全国学力調査の結果を踏まえた分析に加え、スマイル学習が成績にどのような効果があるかどうか、同じ単元について「スマイル学習利用授業」と「従来型授業」を受けた児童での理解度を調査しましました。その結果、同じ単元について「スマイル学習利用授業」を受けた児童が理解度が高いという結果がでました。
また、諸課題の抽出により、11項目の提言をいただきましたので、その一つ一つについて検討をすすめ、更なるICT教育の推進を図っていきます。
本報告書は武雄市ホームページにて公開しております。
武雄市「ICTを活用した教育」第三次検証報告
https://www.city.takeo.lg.jp/kyouiku/docs/20170324kyouiku03.pdf
武雄市ICTを活用した教育パンフレット
https://www.city.takeo.lg.jp/kyouiku/docs/20170324shitsumonhyou.pdf