2月6日(火)北方中学校と武雄中学校で学習者用デジタル教科書を活用した授業公開が行われ、北方中学校では1年生の国語の授業を、武雄中学校では1年生の数学の授業をそれぞれ公開しました。
国語では、物語に登場する人物の言動や情景描写に注目し、学習課題を作成する授業が行われました。
個人で学習課題を作成した後は、ペアやグループで話し合い、学習課題を作成しました。
答えの根拠となる部分を本文から示し、自分の考えを説明をしたり、グループで話し合い活動をしたりするときに登場したのが、国語学習者用デジタル教科書のマイ黒板です。
マイ黒板は、自分の考えを整理したり、友達の意見を受けて考えを修正したりと、思考の作業台として活用されています。
最後は、グループで考えたことをタブレットから電子黒板に送り、全体で考えを共有しました。
数学の図形の授業では、立体を視覚的にイメージしやすくするために、学習者用デジタル教科書の図形コンテンツを活用した授業が行われました。
立体から展開したり、立体を回転したりできるコンテンツを使って、展開図等を確認しながら表面積の求め方について学習しました。
授業公開後は、放送大学の中川一史教授にお越しいただき、「主体的・対話的で深い学びと授業方法の再考」と題した講演会が行われました。
次期学習指導要領の改訂趣旨や目指すべき方向性や新たな教授法等について、また、教育におけるICTの効果的な活用についてなど、これからの教育の流れについて分かりやすくご講演いただきました。