武雄北中学校にてICTを活用した教育オープンデーが開催されました。
本日の公開授業では、3年生数学「図形と相似」と3年生理科「地球と宇宙」の2つのスマイル学習の授業の様子を公開しました。
数学は、三角形の角の二等分線と線分の比について、予習で学習してきた方法の他に、違う方法でも説明できないか考えていきます。
「相似な三角形や補助線をつかえばよい」ということをヒントにグループで考えます。
グループで考えたことを、手元のタブレット端末から電子黒板へ送り、全体で考えを紹介し合いました。
授業後のアンケートでは、「友だちの意見が聞けてよくわかった」という感想も出ていました。
理科では地球から見た月や太陽の位置関係についての学習です。
理科の授業では、なんと俳句が登場。
かの有名な俳句「菜の花や 月は東に 日は西に」を詠んだ与謝蕪村が、一体この句をどのような状況で詠んだのかについて、科学の視点から考えていきます。
詠み人が月を見ている状況を知るために、何に注目すればよいかグループで話合います。
また、詠み人が見た月の形や時間、方角などについて、実際にモデルも使って考えます。
タブレット端末で写真を撮り、電子黒板に投影。
科学の考えをもってすれば、五・七・五というわずか17文字の中に詠まれた状況を読み解くことができるのですね。
子供たちの興味・関心を持続させるような「しかけ」が随所にちりばめられた授業でした。
次回オープンデーは来年1月13日(金)、武雄中学校にて 『ICTを活用した教育公開授業』の様子を公開いたします。
事前申し込み不要でどなたでも参観できますので、ぜひご参観ください!
www.city.takeo.lg.jp