【武雄小学校】ICT公開授業

11月18日(金)、武雄小学校にてICT公開授業研究会が行われました。
全クラスの授業が公開されましたが、今回は1年生、3年生、4年生、6年生、のびのび1組の様子をお届けします。

のびのび1組
育てているさつまいもを収穫した後に、さつまいもパーティーを開催予定!
パーティーで友だちに出し合う「さつまいもクイズ」を作る授業でした。

クイズ作成に入る前に、Jamboardを使って手書き入力の練習、「一人でしりとり」です。
「いも」から始まり、思い思いの言葉でしりとりを続けます。

先生が作った、箱の中に入ったさつまいもを手の感触だけで当てるクイズや、
Jamboardに貼られた葉っぱの写真からさつまいもの葉っぱを見つけるクイズに挑戦し、
イメージができたところで、自分が考えたクイズをどんどん書いていました。


さつまいもパーティーではみんなで楽しんでほしいと思います。


3年2組は理科の授業でした。

前回の授業で行った実験を思い出し、電気を通すつなぎ方とつかない時のつなぎ方を比較し、豆電球に明かりがつく時の条件を話し合います。

「豆電球に明かりをつけるためには、乾電池の「+極」と「-極」を導線につないで1つの輪にするとよい。」ということを導き出しました。
1つの輪になっている電気の通り道を『回路』ということも分かりました。

GoogleFormsで今回の授業の確認問題にこたえます。

確認問題が終わった児童はより理解を深めるために、先生が作成したJamboardの問題に取り組みました。

A類似問題(説明・記述式)
B類似問題(穴埋め形式)

1年1組の授業は国語。好きなところを絵と文で伝えよう「たぬきの糸車」です。
まずは電子黒板で前回までの学習、たぬきの様子や思いを振り返ります。

その後は、デジタル教科書を使い、たぬきがしたことが分かる部分に線を引きます。
上手に糸車を回すことができるようになったたぬきの思いを想像し、吹き出しの中に書き込んでいきます。

どんな思いを想像しているのかな?よろこんでくれるかな。できてうれしいな。

書き込みが終わったら、友達と意見の交流をします。
Chromebookを見せ合って、いろんな考えを知ることができました。

最後は各自GoogleFormsで振り返りと感想を書き込みました。
クラス全体の集計も電子黒板で映し出し、確認しました。

4年2組の授業は社会。「地域の発展につくした人々」です。
事前に石井樋の役割について調べたことをまとめており、( )に当てはまる言葉を発表します。

石井樋の役割の中で特に大事だと思うことを各自で考え、発表します。
まとめでは特に大事な二つの役割を確認しました。

まとめの後は、学習した内容を確認するためにGoogleFormsで作成された確認問題を解いていきます。

確認問題の正答率や理解度を踏まえ、類似問題に進むか復習をするか児童自身が選択し、取り組みます。

最後はスプレッドシートに振り返りを入力しました。

各々が自分の理解度を把握、選択し取り組むことで、学びの定着を図り、また個別最適な学びにつながっていくのではないでしょうか。

6年2組は、図工の授業です。「私の感じる和」をテーマに考えていきます。
あらかじめ和を感じる道具などを写真にとっておき、使い方で仲間分けしてみました。グループで話し合い、クラスメイトに説明してみます。

Jamboard を活用し、「和を感じる要素」を整理して出し合います。出し合ったら、あらかじめ準備された和を感じるものを実際に見てみましょう。


実際に見たら内容に修正を加え、気づいたことを発表していきます。

授業終了前に、GoogleFormsを活用し振り返りまで行います。次回は「私が感じる和」のコラージュを作成します。

Jamboardを活用することで視覚的に考えを整理でき、さらに編集も容易なため、グループでの協働的な学びに効果的だと考えられます。

【西川登小学校】ICT公開授業

11月15日(火)、西川登小学校で公開授業が行われました。

4年生は理科。
今回の授業の問いは「空気の温度が変わると、空気の体積はどうなるか?」
こたえを導き出すために実験を行いました。

試験管の口にせっけん水の膜をつけ、その試験管を冷やしたり温めたりするとせっけん水の膜がどうなるか?
実験する側、撮影する側となり、Chromebookで交互に実験の動画を撮影します。

道具を変えた場合はどうなるでしょうか?
試験管より大きいものや小さいもの、色んなサイズの道具を使って実験をおこなう児童も居ました。

変化の様子を詳しく観察するため、撮影した動画から一部分を切り取り静止画としてスライドに貼り付けます。

授業のまとめは作成したスライドを電子黒板に映し出し、自分の考えを説明しました。


5年生は社会。
世界的に漁獲量が増えていることから、「漁獲量を増やすための取り組みにはどのようなものがあるのか。」を考える授業でした。

水産資源を守る取り組みについて調べたことをGoogleスライドに書きだします。

より詳しいスライドにするために、教科書やインターネットで様々な資料を見つけ、画像はコピーし貼り付けたりして追加でまとめていきます。

スライドを作成したら、話し合いをします。
スライドを見せながら、自分の考えを説明し、発表しました。

話し合いで、友達の説明から気づいたことも自分のスライドに加えて、
今日の授業のまとめを作成しました。
自分の考えを整理することに加え、グループ内で伝えあうことによって、さらに学びを深めることができた授業でした。

川登中学校 ICT公開授業

11月8日(火)に川登中学校にて公開授業が行われました。

2年生は理科の授業「無脊椎動物の体はどうなっているのか」でした。

前の授業の時にイカを解剖し、体のしくみを観察したことを振り返り、
グループでイカとヒトの体のつくりの共通点と相違点を話し合いました。

グループで話し合った後は、「イカの体のつくり」のレポート作成です。
Googleスライドを使い個人で作成しました。
生徒によっては文字だけでなく、実験時に撮った写真も活用していました。


電子黒板には生徒のレポートを映し出し、自分のレポートとの比較や作成の参考ができるようになっていました。

授業の最後に、Googleフォームを使って授業の自己評価をしました。

次回の授業では作成したレポートを発表し、生徒がお互い評価を行うようです。


1年生は国語の授業「筆者の主張を要約し、自分の考えを説明する」です。

前回の授業で、「不便」の価値を見つめ直す~の文章を読んでおり、筆者の主張を読み取っていきます。

筆者が示した4つの観点(便利の良い面、便利の悪い面、不便の良い面、不便の悪い面)に沿って、デジタル教科書のマイ黒板を使い、抜き出していきます。

抜き出した場所やその理由などを学習用端末を使用しながら、その情報について班の中で説明をし、自分の言葉で伝えます。

班員以外にもそれぞれの考えを伝え交流し、自分と異なる考えを得ていました。
交流をすることで自分で学びを広げたり、深めたりすることができていたのではないでしょうか。


公開授業の後は、先生方の交流会が行われました。

【武雄中学校】ICT公開授業

10月21日(金)武雄中学校でICT公開授業が開催されました。
2年生の国語では、文章の構成や表現の効果について、2つの文章を比較することがテーマです。
文章の内容は「最後の晩餐」についてです。

比較する観点を前もって決めておき、その観点が同じ生徒でグループになります。
デジタル教科書を活用し、内容を比較します。

比較した部分を抜き出す際には、「マイ黒板」を使います。文章をなぞると、その部分が短冊状になり、並び替えや配置ができるようになります。鉛筆で書きだすよりも簡単に繰り返し取り組むことができるツールです。

最後は各グループの考えを集約し、クラス全体に共有しました。


3年生では数学と英語の授業が行われました。
数学では受験が近いこともあり、二次方程式を使った入試過去問へ取り組みます。
これまでの授業の板書をGoogle classroomを活用し配信することで、いつでも参考にすることができます。

デジタル教科書は図形の問題を解くうえで、図形に補助線を加えるといった作業がしやすく非常に役立ちます。


英語では、日本文化をALTの先生に紹介するための文章を作ります。
生徒は予習課題としてあらかじめGoogle スライド上のワークシートに紹介文を入力していました。

実際の授業では、クラスメイトと互いの紹介文を読みあい、質問しあうことで、文章の付け加えや修正を行います。
質問しあう場面は端末で録画して記録し、今後の参考とすることになりました。


授業が終わった後は授業後交流会を実施し、他の自治体から視察にこられた先生方を交えた質疑応答等を行いました。


【若木小学校】ICT公開授業~

9月9日 若木小学校にてICTオープンデーが開催されました。

5年生は、国語「漢字の読み方と使い方」の授業です。
めあては、「複数の音をもつ漢字を正しく使えるようになろう」
予習学習として教科書の漢字一覧表のうち、複数の音を持つ漢字に印をつけてきました。
まずはデジタル教科書を使用し、ワークを解きました。

その後はJamboardで、各自問題を作成します。
矢印の数や向きに指定はなく、自由に作成していきます。


作成した問題を共有し、参考にしながら、どの漢字を使うのか児童達は試行錯誤しながら取り組んでいました。


6年生は、算数「立体の体積」の授業です。
円柱の体積の求め方をこれまでの学習をもとに考えていきます。


まず、子ども達は一人で考えるのか、それとも周りの友達と一緒に考えるのか学習の形態を自分で決めます。

その後、問題解決のために大切な考え方やこれまでの学習との共通する考え方をclassroomに投稿し、共有します。

前回までの授業の板書を画像で確認したり、調べたことを書いたノートを撮影し、その画像を見ながら個々で考えたり、クラスメイトと話し合いをしたりして一人一人が自分のペースで問題解決に向けて取り組んでいました。

武雄市こども図書館でプログラミング体験学習を開催しました!

9月17日(土)武雄市こども図書館で、西九州新幹線開業記念として「親子でプログラミング体験学習」を開催しました。
来る9月23日に武雄温泉駅長崎駅間で開業を迎える西九州新幹線。新幹線にちなんでモーターで走る電車のおもちゃを親子でプログラミングし、走らせたり止めたりする体験学習になります。3回に分けて行い、計18人の子どもたちとさらにその保護者様にご参加いただきました。

小さなコンピュータmicro:bitを2個使用します。一つはおもちゃのモーターのON/OFF用、もう一つはON/OFFを操作するコントローラー用になります。
Chromebookでプログラミングを行いますが、まずは練習でmicro:bitの25個のLEDを好きな模様に点灯させてみます。

点灯に成功したら、実際におもちゃが走ったり止まったりできるようプログラミングします。Aボタンを押すと「1(前進)」の信号を送信し、Bボタンを押すと「0(停止)」の信号を送信するよう組んでいきます。

設定できたら、micro:bitにプログラムを保存し、動かしてみます。



うまく進まなかったら、親子で相談しながらプログラムを修正して動くように設定し直します。自分で設定したおもちゃが走り出すと、子ども達は「動いた!」と声をあげて喜んでいました。コントローラーを落としたら前進し、振ると停止するという応用を利かせた子も。設定次第でさまざまな遊び方ができます。

10月9日に開催予定の「たけおっ子フェスタ」でも同様のプログラミング体験を実施する予定です。

【朝日小学校】ICT公開授業

9月2日(金)、朝日小学校で公開授業が行われました。

1年生は国語で、「ききたいな、ともだちの はなし」がテーマです。
一人ひとりが夏休みに体験したことを絵などで表現した動画「大発見スピーチ」を作成し、Google Classroomで共有します。
こどもたちは聞きたいおともだちのスピーチを自由に選び、聞くことができます。

聞いたスピーチの感想を相手に伝えてみましょう。おともだちの体験を共有することで、自分も相手も楽しい気持ちになることがわかります。



3年生は算数で、「あまりのある割り算」がテーマです。Chromebookのタッチパネルでデジタル教科書を操作し、みかんを分けていきます。
どのような分け方をしたか、操作した画面をスクリーンキャプチャし隣のおともだちと見せあって確認します。

確認したら、みんなの前で発表です。

次はもっと難易度の高い問題に取り組みます。

電子黒板にみんなのスクリーンキャプチャを表示することもできます。



5年生は算数で、「整数」がテーマです。偶数と奇数の違いを考えます。
まずはデジタル教科書のシミュレーション機能を活用し、数字を分けていきます。

先生から奇数と偶数の違いを習い、今度は自分で偶数にまるをつけていきます。

奇数と偶数の違いが分かったら、デジタル教科書の練習問題にチャレンジします。桁数が多くても、一の位に注目するとすぐに判別できることがわかりました。



公開授業が終わった後は、授業後交流会を行いました。
授業の工夫したところや、これから授業でどういう風にICTを活用していくかなど、
今日の授業を参観に来られていた他校の先生方も交えて話し合いがもたれました。